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執筆者の写真着物弁護士 れい子先生

弁護士の無料相談と有料相談の違い!

更新日:2021年4月30日

弁護士さんに、相談してみたいんだけれども、そもそも、「無料相談」と「有料相談」どちらがいいんでしょうか? というご質問を受けることがあります。





無料相談には、市役所法律相談・法テラス法律相談等があります。

有料相談は、各県の弁護士会や各々の法律事務所・弁護士等が実施しています。


「無料法律相談」のメリットは、無料で、弁護士の相談というものはどんなものなのか!ということを取り合えず知れるところにあります。


無料法律相談のデメリットは、正直、弁護士としては書きずらいのですが・・・

無料法律相談では、1日に4件、5件の相談が連続で予定として組まれているので、各々の相談が短時間(30分)で、かつ、流れ作業のように行われやすいということです。


弁護士は、短時間の中で相談を内容を把握し、かつ、必要な法律知識を伝える必要があるので、相談内容をじっくり聞くことがなかなかできません。相談者のお話を途中で遮って、法律知識だけを押し付けるように渡すことすらもあります。


ですので、無料法律相談をお受けになった方の中には、「弁護士」さんって、なんだかとても恐かった。もう二度と弁護士の相談は受けたくない。と言う方もいます。


多分、その方の相談を担当した弁護士には、悪気はなかったのでしょうが、相談者の話を途中で遮り、法律知識を早口で(相談時間が限られていますので早口になります。)まくしたててしまい、一般の方に、恐い印象を与えてしまったのではないかと思います。

もちろん、無料法律相談担当者の中には、優しい弁護士さんもいらっしゃいます。

ただ、私自身も、市役所等の無料法律相談を担当させていただく中で、「無料法律相談」の限界というものも痛切に感じています。

また、無料法律相談では、毎回、担当弁護士が変わっていくため、2度目の相談を受けようと思ってもできません。もう一度、新しい弁護士さんに、同じことを繰り返して説明しなければなりません。これが、苦痛の種になるようです。


次に「有料法律相談」のメリットを述べます。

「有料法律相談」では、前もって、ゆとりある時間をとって予約を入れることができます。


十分な時間の中で、弁護士に悩みごとを聴いてもらえるので、相談者さんは、現在、抱えていらっしゃるお悩みを細かいところまで、弁護士に把握してもらうことができます。

そして、弁護士に悩みの本質を十分に理解してもらった上で、弁護士からその事案解決のために必要な専門的法律知識を適切に教えてもらえるのです。従って、悩みの解決により直結しやすくなります。


また、後日、2度目の法律相談を同じ弁護士にすることができます。

有料法律相談では、弁護士は、前回の法律相談の情報を手元に置いたうえで、相談に臨みますので、相談者の方は、同じ弁護士から、スムーズに連続した法律相談を受けることができるのです。


有料法律相談のデメリットは、自分に必要な法律知識を得るためにお金が必要になるところにありますね。


無料法律相談、有料法律相談のメリット・デメリットを知って、それぞれの制度を賢く活用していけると、あなたの生活が、より安心・安全になっていくと思います!


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