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<再婚を望む男性に一番、必要なものとは?>

男性の方たちと夫婦関係修復に関する会話をしますと「今さら、俺は変わりたくない。」「変わるべきなのは、女房の方だ。」とおっしゃる男性がいらっしゃいます。

 

男性の方たちの中には「もし、俺が変わらなければ夫婦関係が修復できないのであれば、もう俺は、今の女房とは離婚して、新しい若い奥さんと一緒になり、新しい奥さんとラブラブな関係を作っていきたい。」とおっしゃる方もいらっしゃいます。

離婚して「再婚」をすることを望まれるのです!

 

 

<中高年シニアの再婚活の現実>

 

そこで、中高年シニアのための「再婚活」のお話をします。

現代社会では、中高年シニア向けの婚活が、大変に大盛況です。

皆さんがスマホで検索すれば、どんどん中高年シニア向けの婚活サイトを出てきます。サイトに、メールを送りますと、皆さんの元には、中高年シニア向けの婚活のための素晴らしいパンフレットが山ほど送られてきます。

パンフレットを開けて見れば、中高年シニアの男性が、若くて綺麗な女性と再婚し最高に幸せです。といった「当会会員様からのお喜びの声」などが多数掲載されています。

 

さて、皆さんは、どんな女性と再婚したいですか?

 

若くて、きれいで、性格が優しくて、料理がうまくて、経済的にも安定している女性と、出会えて、再婚できたら幸せですね~。

皆さんが、離婚して独身の身になっていれば、彼女さえ、Okを出してくれれば、いつでも、堂々と、若くて、きれいで、性格が優しくて、料理がうまくて、経済的にも安定している女性と再婚できてしまうのです!

 

しかし、現実は、そんな簡単なものではありません。

 

学者の坂爪真吾先生の「セックスと超高齢社会『老後の性と向き合う』」NHK出版から以下、引用させていただきます。

「内閣府の平成28年版高齢社会白書によれば、65歳以上の人のいる世帯の中で、単独世代の割合は25.3パーセント。推計値では、合計約600万8000人の高齢者が単身生活を送っている。そして、その中で、初婚・再婚をする人の数は、年間わずか8000人程度に過ぎない。残りの約600万人は、依然として単身であり続けることになる。・・・65歳を過ぎると結婚・再婚は99%不可能になるという冷徹な事実は、業者にとっては「不都合な真実」なのだろう」同書P573より。

 

この記述の意味は分かりますでしょうか?

つまり、65歳以上からの再婚は、ほぼ不可能。

60歳以上からの再婚もこれに準じる数字になっていることが容易に想像できるのです。

もちろん、業者は、決してこの不都合な真実を明かしません。

 

 

再婚活を成功させるためには、女性のニーズを掴め!

 

ただ、他方でわずか数%には過ぎませんが、再婚に成功している男性がいるのも真実なのです。

どんな男性が、再婚に成功するのでしょうか?

 

これには、ターゲットとなる女性のニーズを把握する必要があります。

若くて、綺麗で、性格が優しくて、料理がうまくて、経済的にも安定している女性は、どんな男性と結婚したがるのでしょうか?

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<女性のニーズ>

 

女性たちは、再婚相手の男性に、
①経済力
②コミュニケーション能力
③基本的家事能力があることを求めます。

 

女性は、女性をしっかり守ることのできる経済力があり、一緒にいる女性を楽しませてくれるコミュニケーション能力を持ち、かつ、日常生活の中でどんどん一緒に家事を担ってくれる頼りがいのある男性を、人生のパートナーにしたいと願っているのです。

 

皆さんは、この①、②、③を満たしていますか?

 

皆さんが、再婚活の活動をするのは、離婚した後のことになりますね(妻との婚姻中に再婚すると、重婚罪という犯罪になります。)。

 

そこでここでは、ホームで提示した熟年離婚を経験した田中一郎さん(仮名61歳)の例を使ってみていきましょう。

 

まず、一郎さんの熟年離婚後の経済状態は、賃貸アパートで毎月17万円の生活費(ここから家賃も払います。)で暮らす状態です。現役で会社員として働いている女性たちよりも、低い経済力かもしれませんね。貯金も数百万円です。女性から見て、一郎さんは、経済力がある男性とは到底認定されないでしょう。

 

では、一郎さんのコミュニケーション能力は、どうでしょうか?

一郎さんは、妻から、熟年離婚を切り出されるまでは、全く、妻の気持ちの変化には気づいていませんでした。一郎さんと妻との間では、熟年離婚危険度チェックリスト記載(     )の事項のような、コミュニケーションの不在問題が、長年、起きていたはずです。

しかし、一郎さんはこのことに気が付いていません。このような一郎さんは、きっと女性とのコミュニケーション能力が低いことでしょう。

 

それでは、基本的家事能力はどうでしょうか?

例えば、一郎さんが、妻と一緒に時々、夕食を作ることがある。夕食後に茶碗洗いを分担しているような男性であれば、自然と、キッチンの中で、妻と色々なコミュニケーションを重ねていたはずです。妻の変化にも、早期に気づけたでしょう。

全く、妻の熟年離婚の意志形成に気づけなかったところを見ると、基本的家事能力についても、身についていないのかもしれませんね。

 

このように、田中一郎さん(仮名61歳)のような、一流大学を卒業して、一部上場企業に38年間勤務してきた男性であっても、いざ再婚となると、再婚相手としての女性のニーズを満たすことは、極めて困難なものになってくるのです!

 このような実態をみてくると、内閣府の調査結果の65歳以上の結婚・再婚率は1%という数字は、実感としても伝わってきますね。

 

​<こんな女性がねらい目です!>

では、再婚は、全く不可能なのでしょうか?

そんなことはありません。

 

若くて、綺麗で、性格が優しくて、料理がうまくて、経済的にも安定している女性には、多くの男性が殺到してしまうことから、求婚倍率が高すぎて、はじかれてしまいますが、それほど求婚倍率が高くない女性もいます。 

そこが、ねらい目なのです!

 

例えば、皆さんが熟年離婚をして、60代で再婚活を始めた場合には、同世代の60代の女性に、積極的に交際を申し込んでいけばよいのです。

60代の女性で、パート勤めをしながら、将来の伴侶を探している方は、考え方が現実的です。あまり男性に多くのことを求めません。

皆さんが、もしも、賃貸アパートに住みながら、毎月17万円ほどの生活費でやり繰りしていることを知ってもたじろぎません。自分のパート収入(もしくは年金)と皆さんの年金とを合わせて、つつましい生活を築いていってくださるのです。こんなに心強いパートナーはいません。

 

ただ、60代のパート勤めの女性は、時にして、地味で、少々人生に疲れているように見えることもあります。これまでのご苦労が女性を老けさせてしまったのです。

 

しかし、そこは、皆さんが、その女性に沢山の愛情を注いで、自分の下で、女性を美しく変身させていけばよいのです。

女性は、男性が「愛情を表現し」注いでいくと、いくらでも、美しく溌剌とした綺麗な女性に大変身していきます!

 

さて、ここまで読んできて、皆さんにもお分かりになったでしょう!

 

男性が再婚するために、一番、必要なものとは、女性に愛情を表現する能力なのです!

 

皆さんは、現在の妻に、沢山の「愛情を表現して」、妻を最高に美しい生涯の伴侶としていくこともできますし、他方で、妻から熟年離婚されても、再婚し、新しい妻に、沢山の「愛情を表現して」、他の男性が見向きもしなかった女性を自分だけの最高に美しい生涯の伴侶とすることもできるのです!

 

皆さんに、必要不可欠な能力は、女性への愛情を表現する能力です!

 

これさえ持てば、人生において孤独の淵に沈むことは無いのです!

 

さあ、皆さんも、今日よりは、女性への愛情を表現する能力を、より一層、磨いていきましょう!

<40代、50代の男性の方は、必見です!>

さて私が、講演等で、60代からの婚活が大変難しいというお話をさせていただくと、それでは早期に離婚をして、40代、50代のうちに、再婚活をしようと思います!という男性が、少なからずいらっしゃいます。

 

そこで、40代、50代の再婚活についてもお話させていただきます。

40代、50代の婚活は、60代に比べて、はるかに有利です。

現役世代であり、年収も高いですし、女性から見てもバリバリ働いて頼もしい男性に見えるからです。

 

しかし、ここに怖い落とし穴があります。

 

女性たちは、40代、50代の男性に経済力があり、頼りがいがあることを前提に結婚します。

 

では、40代、50代の男性は、再婚後に、新しい妻の希望に添える経済力のある頼りがいある男性でいられるのでしょうか?

 

40代、50代の男性が、離婚する際には、たいがい、前の奥様に慰謝料を支払い、また離婚後にも分譲マンションの住宅ローンを支払うことを約し(そもそも銀行等債権者との間では大抵、ご主人が債務者になっていますので、その負債からは離婚しても逃れられません。)、さらには年金分割をし、子どもたちに対しては養育費(18歳もしくは22歳大卒まで)を支払うことを条件にして離婚しております。

 

皆さんに現役世代として、高い年収があったとしても、一方で前婚時に組んでしまった住宅のローンを支払い、子どもらに養育費を送金しながら、他方で新しい妻と一緒に住むための賃貸マンションを借り、新しい妻との間にできた子どもに教育費用を支払っていくことは、並大抵のことではできないのです。

 

新しい奥様は、再婚生活が実際に始まると、数年も経たないうちに「えっ?私は、一流大学出身の上場企業にお勤めの高い年収のある頼りがいのある男性だから、この人となら安心して幸せになれると思って、結婚に応じたのに、実際のこの生活の貧しさは何なんだろう?」と、日々の暮らしの中で疑問と不満を溜めていくことになります。

 

美しく、優しかった新妻は、再婚後、数年で、不信感と不満を溜め込んだ暗い女性に変わっていってしまうことすらあるのです。

 

弁護士のところには、今、再婚後の離婚の相談におみえになる女性の方が増えています。

理由は、再婚した夫が、前婚の妻と子に沢山のお金を送金していて、新生活が金銭的に回らない、こんなに経済的に乏しい男性だとわかっていたなら、再婚したくなかったという内容がほとんどです。

 

40代、50代の男性の皆さんは、安易に、離婚および再婚への夢を見るのではなく、今こそ「愛情を表現できる能力」を身に着け、今、目の前にいる女性を幸福にし、最高にラブラブの結婚生活を送るようにしてください!

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<せっかく男性に生まれてきたのですからモテる男性になってしまいましょう❤>

ではモテ男とは何でしょうか?

 

女性に「モテる男」には、女性側のニーズの変化よって、次のような年代ごとの変遷が一般的にあります。

 具体的に見ていきましょう

 

10代、20代でモテる男性は、高身長のイケメンです!

 

30代、40代でモテる男性は、 高学歴・高収入の男性です!

 

50代、60代以降でモテる男性は、 経験豊富で会話が面白い男性です!

 

では、この条件に当てはまった男性のみがモテるのでしょうか?

 違います!!!

 

実は、10代~60代以降をも通して、ずっとモテているタイプの男性がいます!

それが、ここで目指すべきモテ男です!

 

では、どんな男性が、10代~60代以降までずっと一貫してモテる最強のモテ男なのでしょうか?

それは、女性に対して愛情を表現できる男性です!!!

 

 

こう言いますと、男性の中には「10代の時に好きな女の子に愛情を表現しようと思って告白したのに振られた。愛情なんか表現したって、ちっともモテ男にはならなかった。」とおっしゃる方がいらっしゃいます。

 

どういうことなのでしょうか。

女性への「告白」という行動は、自分の相手への好意の気持ちを相手に表現はしているわけですが、それ自体は、自分の気持ち(ニーズ)を伝えたというだけであって、必ずしも愛情を表現したということに、直結はしないのです。

 

 愛情表現するということは、自分が告白した相手から「ごめんなさい。他に好きな男性がいるんです。」と言われた時に「そうか、君の率直な気持ちを教えてくれてありがとう。僕の気持ちも、聞いてくれてありがとう。」言えること、なんだと思います。

 

自分自身が、ある女性を好きになるように、相手の女性にも、相手の女性の好みによって誰か他の男性を好きになる自由があるわけです。自分が相手の女性を好きになったからといって、相手の女性が、あなたのことを好きにならなければならないといった義務は生じないわけです。つまり、相手の女性は、男性のニーズを満たすための道具ではないわけですね。

 

自分も人間である。とともに、相手も自分と同じ対等な人格ある人間なんだ。ということを尊重できること。これが「愛情表現」の基盤に存在することが不可欠なのです。

 

今日よりは、女性からモテる、すなわち、女性を一人の人格として尊重した愛情表現ができる男性を目指し、女性からモテモテの男性になっていきましょう!!!

 

*「女性を一人の人格として尊重した愛情表現」とはどんなものなのか?知りたい方は、HP上に「1人学習のために」のコーナーを設置しましたので、そちらも覗いてみてくださいね。

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<お父さんがモテ男になって、息子くんをモテ男に育てよう!>

 

さて、話は変わりますが、現代の日本の生涯未婚率についてはご存知でしょうか?

 

社会学者の能瀬佳介先生は「未婚中年 ひとりぼっち社会」の著作の中で、「45歳~54歳の男性の未婚率は、23.4%だという(2015年段階)。」と説明しています(イースト親書)。

 

要するに、すでに日本では、男性のうち4人に1人は、未婚なんです。今後も益々、この傾向は強まっていきます。

ですから、これから息子くんを育てるお父さんにとっては、息子くんの勉強、スポーツを応援することはもちろん大切ですが、息子くんを配偶者に恵まれるモテ男に育てるということも極めて重要なのです!

 

お父さんがモテ男になると、息子くんもモテ男に育ちます。

 

どういうことなのか、分かりますか?

 

お父さんがモテ男であるということは、すなわち、妻に対して愛情を表現できる能力を持っている。そして、妻に対して日常生活の中で日々、愛情を表現しているということなのです。

 

息子くんは、お父さんがお母さんに対して愛情を日々、表現している姿を見聞きして育つことになります。

 

すると、男性が女性に対して愛情を表現するということが、極めて自然なこととして息子くんの身に付いていくのです。

 

ちょうど、お父さんとお母さんが、英語で会話をしている家庭で育つと、その家の子供はごく自然に英語をペラペラに喋れるようになるのと同じですね。

 

これとは逆に、お父さんがお母さんに愛情を表現しない家庭で育つと、息子くんは、男性が女性に対して愛情を表現するということを身につけることができずに大人になります。

 

息子くんは、大人になってから、痛切な失敗をしたり、緊急の必要性に駆られた時に、初めて自力で、男性が女性に愛情を表現する、ということ身につけていかなければならないのです(身に付けなければ、息子くんはそのまま「未婚組」は入っていくことになるかもしれません。)。

 

お父さんが、今、妻に対して愛情を表現する。ということを学ぶと、お父さんの人生がハッピーになるだけでなく、妻を幸福にできることはもちろんのこと、息子くんの人生までもを明るいハッピーなものにすることができるのです!

素晴らしいですね!

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