熟年離婚、男性が喪失する3つのもの
熟年離婚をすると、男性は、3つの重要なものを喪失します。

 それは、

1つ目は経済的な喪失。

2つ目は健康寿命の喪失。

3つ目は家族の喪失となります。

ここで、この3つの喪失の中身について、各々、みていきたいと思います。

 

第1 経済的喪失とは何でしょうか?

男性は、熟年離婚をすると、妻に、往々にして1財産分与、2慰謝料、3年金分割の3つの支払いをすることになります。

重要なことなので、より詳しく、具体例でみていきましょう。

 

【田中一郎さん(仮名61歳)の場合】

田中一郎さんは、一流大学を卒業後、一部上場企業に入社、38年間勤務し60歳で定年退職されました。一郎さんには、2歳年下の妻との間に一男一女の子どもがいます。子ども2人は大学を卒業して社会人になりました。

経済状態としましては、一郎さんは、退職時に会社から退職金2000万円を受領しています。

年金については、65歳から夫婦合わせて月額25万円程度もらえることになっています。

退職時に、自宅マンションの住宅ローンが1000万円ほど残っていたので、これを退職金から支払いました。

また、長男が思いがけず大学を1浪したので教育費が余計にかかり、長女の大学進学時には、教育ローンを200万円ほと借りていました。この教育ローンも退職金から一括返済しました。

一郎さんは、38年間、頑張って会社勤めをしてきて、現在は、住宅ローンを完済したマンションに住み、お二人のお子さんも大学を卒業して就職も決まり、65歳からは月額年金が25万円もらえるという状態です。

この時、一郎さんは、長年連れ添った奥様から「私たちは、夫婦でいる意味がないので、もう離婚しましょう。」と言われ、離婚届けを手渡されました。

一郎さんとしては、寝耳に水でした。

しかし、家族のために38年間もの間、雨の日も雪の日も働いてきた自分のことを、何のねぎらいもなく、紙切れ1枚で捨てようとする妻には、怒りが湧きました。

一郎さんとしても、こんな冷酷な女とは、もう金輪際一緒にいたくないと思い、妻の差し出す離婚届けに署名押印しました。

この時、妻から出された離婚条件は、財産分与として自宅マンションは妻が取得し、夫は退職金の中から100万円の慰謝料を妻に支払い、残りの退職金は全額、一郎さんが取得する。年金は2分の1ずつ分割するというものでした。

 

さて、熟年離婚した一郎さんの経済状態は、その後、どのようなものになったのでしょうか?

一郎さんの生活は、

①住居は賃貸アパートに引っ越しました。

②毎月の年金額は、月額17万円になりました。

③預貯金は、退職金の残りの約600万円だけになってしまいました。

退職金がここまで減ってしまったのは、離婚に伴い、アパートを借りざるを得なくなったため、敷金・礼金、引っ越し費用、粗大ゴミの処分、新居の家電用品、家具用品の等購入のため100万円ほどのお金を使ったからです。

男性が、賃貸アパートに住みながら、毎月17万円の年金の中から家賃を支払って暮らしていく場合には、その生活にはほとんど経済的ゆとりはありません。

一郎さんは、熟年離婚により、今後、約40年間、このような経済的なゆとりの無い生活をしていくことになったのです。

 

これが、熟年離婚における3つの喪失の第1番目である経済的喪失です。

 

 

第2 健康寿命の喪失とは何でしょうか?

 

熟年離婚をすると、男性は、往々にして健康寿命を喪失します。

健康寿命を喪失する要因としては、次の3つが上げられます。

1つ目は、食生活の乱れです。

熟年離婚をすると、男性の方々は、毎日の食生活が、コンビニ弁当・スーパーのお総菜が中心となり、塩分、脂肪の取り過ぎになっていく傾向があります。

2つ目は、飲酒量の増加です。

熟年離婚をすると、男性の方々は、昼間より、お酒を飲むようになり、飲酒量が増えていく傾向があります。

3つ目は、睡眠不足です。

熟年離婚をすると、男性の方々は、夜間、TVを見ながらうたた寝してしまうことや、深夜遅くまでネットの閲覧をダラダラ続けてしまうことが増えていき、結果として、睡眠不足や睡眠の質の低下を招きます。

このように、男性の方々は、熟年離婚をすると、

①食生活が乱れ

②飲酒量が増え

③睡眠不足をするようになる。ということがあるので、その後、動脈硬化・心筋梗塞・脳卒中を起こしやすくなり、結果として、健康寿命を喪失していく傾向が強いのです。

 

第3 家族・親族の喪失とは何でしょうか?

熟年離婚をすると、男性は、往々にして家族・親族の喪失を体験します。

 

家族・親族の喪失は、次の3つの喪失から成り立っていますので、一つ、一つ、見ていきましょう。

1つ目としては、長年連れ添った妻を喪います。

これは、離婚ですので当然、予測できることでしょう。

2つ目としては、息子や娘を喪うことになります。

成人した息子や娘たちが、夏休みやお正月に帰省するのは、母親の元になります。

母親の家に帰って、そこで、母親の手料理をつまみながら、会社での苦労話や、新しい家庭生活でのグチなどを母親に聞いてもらうのです。母親にグチを聞いてもらうことによって、気持ちを癒し、また過酷な社会生活に戻って行くのです。

彼らの帰る先は、母親の元であって、一人暮らしをする父親の元ではありません。

たまに、父親の元を訪ねてきても、ちょっと顔を出して、お小遣いを貰ったら、さっさと帰るという程度が多いようですね。

 

3つ目としては、孫を喪うことになります。

息子さん、娘さんが、それぞれ結婚して家庭を持つ、そして孫が生まれる。孫が生まれた時に、孫を抱いて、息子さん、娘さんが向かう先は、母親の家です。母親の家で、母親の手料理を食べながら、幼いお孫さんの面倒を母親にみてもらったり、遊ばせてもらって交流をはかるのです。

 息子さん、娘さんが、配偶者とともに、お孫さんを連れて訪ねる先は、母親の家となり、一人暮らしをする父親の元にはほとんど来ません。これが現実なのです。  

熟年離婚をすると、このように男性は、家族を喪失し、クリスマスも1人で過ごし、大晦日も1人で生活し、お正月もたった1人で迎えるという人生を送るようになるのです。

60歳の定年後に、この世に誰一人、自分を必要としてくれる家族がいない人生が、

その後、約40年間も待っているのです。

 
 
 
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